MY FAVRITE PICTURE BOOK<私の好きな絵本>
こどもだけでなく大人にとっても絵本とは”心の栄養”
こども達に毎日絵本を読み聞かせをする保育士はたくさん絵本に出会います。
その中でもそれぞれ好きな絵本、思い出の絵本があります。
色々な絵本に、こどもも大人も出会える場になればと思い、定期的に絵本を紹介していきます。
今回は、Y保育士の好きな絵本です。

ふんがふんが 文:おおなり修司 絵:丸山誠司
食べ過ぎて太ってしまったゴリラのお父さん。
やせるためにジョギングを始めます。ところが、後ろから恐ろしいヒョウが現れて大ピンチ。
ゴリラ父さんの運命は・・・・・・!?
この絵本は、「ふ・ん・が」の3文字だけで構成されています。その3文字の中に嬉しい気持ち、かなしい
気持ち、驚きや、やり遂げた達成感までが豊かに表現されています。文字が読めなくても、言葉がまだ
未熟でも、だれもが楽しめる1冊です。
読み手も利き手もお父さんゴリラになりきって、物語の世界に入り込んで楽しめる絵本です。

かいじゅうたちのいるところ 作:モーリス・センダック
いたずら好きの男の子、マックス。今日もお家で大暴れです。お母さんに𠮟られ、夕ご飯抜きで寝室に
行かされてしまいます。
すると寝室に、にょきにょきと木が生え、波が打ち寄せ、やがてマックスは船に乗って「かいじゅうた
ちのいるところ」へたどり着きます。
かいじゅうが、たくさんいる島でマックスはどうするのでしょうか。
私が子どもの頃は、「不思議なお話だな」と言う程度の印象でした。
けれど大人になってもう一度読んでみると、まったく違う発見があることに気づかされます。
たとえば、かいじゅうとはいったい何なのか。絵本の余白とマックスの心の動きの関係。絵としては登
場しないのに、確かに感じられる親の愛情。読み返すたびに、新しい見方が生まれる一冊です。
大人にも、是非もう一度手にとってほしい絵本です。