給食室 伝統料理~松風焼き~
給食室から初めてブログの発信をします!!
給食で出る伝統料理をお伝えします。
今回は「松風焼き」を紹介します。
松風焼きはお正月に食べるおせち料理の一つです。表面はごまやケシの実で飾っていますが、裏には何もついてないさびしい様子=松風(待つ風)と名付けられたそうです。松風には裏がない、隠し事がなく正直な様子という意味があり、その一年悪いことをせず、まっすぐに生きていこうという思いが込められています。
レシピを紹介します。
〇材料 子ども4人分(大人2人分相当)
鶏ひき肉:200g
たまねぎ:60g(約1/3玉)
片栗粉:小さじ4
みそ:大さじ2/3
料理酒:小さじ1
みりん:小さじ2/3
白ごま:適量
みりん(仕上げ用):適量
青のり:適量
〇作り方
1.たまねぎをみじん切りにして少量の油で色が変わるまで炒める(レンジ可)
そのあと常温で冷やす
2.ボウルで鶏ひき肉と1のたまねぎ、片栗粉を混ぜて、10分ほど放置してなじませる
3.みそ、料理酒、みりんを加えて、こねないように気を付けてさっくりと混ぜる
4.鉄板にきれいに広げて、ゴマを表面に散らして、焼く
※保育園ではスチームコンベクションオーブンという大きなオーブンで焼いていますが、ご家庭では普通のオーブンで200℃20分でも焼けます!
5.焼けたら表面に刷毛でみりんを塗り、青のりを散らす。
カットして完成!
松風焼きはみそ味で食べやすく、子どもたちも大好きです!
串が刺さっていたり、三角にカットしてあったり、表面の半分だけ青のりがかかっていたり、色々な見た目のものがあります。お正月の時期じゃなくてもいつでもおいしく食べられるので、ぜひ試してみて下さい。